「竜送りのイサギ」2巻のあらすじ解説と感想!ネタバレあり

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竜送りのイサギ2巻のあらすじ解説と感想

今回は漫画『竜送りのイサギ』の第2巻のあらすじ解説そして、考察と感想を記事にしました。

『竜送りのイサギ』は、星野真先生による「サンデーうぇぶり」連載中の漫画作品。

罪人の島(陵獄島)を離れた主人公が、世界に散らばる神のような存在「竜」を求めて旅する物語です。

舞台は「ヒムカの国」という日本の武士の時代を思わせる背景と、竜が空を舞う独特な世界観が魅力。

1巻は導入的な位置づけもあり、展開が目まぐるしかったですが、2巻からはどう進んでいくのでしょうか。

さっそく解説してきます。

第1巻の解説、感想を読みたい方はこちらからどうぞ

ここから先は、あらすじ解説の都合上、多少のネタバレを含みます。
読むまで内容は絶対知りたくない!という方はブラウザバック推奨です。

目次

登場人物

竜から取り出した剣
イメージ画像 shirotana.com

1巻では限られた登場人物でしたが、2巻から待望の女性キャラが登場します。

櫛灘(くしなだ)イサギ
若白髪に、額の三日月型の傷が特徴的な少年。
罪人の島で公儀首切り役を任されていて、「斬聖イサギ」と呼ばれている。
首を切る瞬間相手の記憶を見ることができる「サトリ」の能力を持つ。

須佐(スサ)チエナミ
タツナミの息子。
イサギに合うために陵獄島(りょうごくとう)を訪れる。

十文字マヒナ
最大商会の最高幹部。
タツナミとつながりがあり、竜を探せる遠眼鏡を持つ。密造品。

八雲蒼緋(やくもそうひ)
剣豪と呼ばれた試斬人。竜の尾から抜いて打ち直された「伝説の剣」を奪い逃走。

八雲ツバキ
八雲蒼緋の娘。なぜか伝説の剣の鞘(さや)として選ばれた少女。父の所業が許せず、自分の命を断つことを考えている。

判明している竜

空を舞う赤き竜

2巻までに判明している竜は2体。

艮真朱剣尊(ごんのまそほのつるぎのみこと)
意味は「北東の赤き剣の神」。通称は「艮皇(ごんこう)」タツナミが斬った竜。
尾から引き抜かれた剣が、第2巻のカギ。

坤碧丹扇大神(こんのへきたんせんのおおかみ)
通称は「坤皇(こんこう)」四季を操ると言われている。

あらすじ解説

竜送りのイサギ2巻のあらすじ解説
イメージ画像 shirotana.com

決闘あとの十文字マヒナとの出会いの場面からはじまります。

マヒナはヒムカの国の大商会の最高幹部で、タツナミとも繋がりがあった過去を持ちます。

イサギたちに助け舟を出してくれるのかと思いきや、イサギは投獄され、チエナミは交渉ごとを持ちかけられる。

マヒナは、生前のタツナミの借金を、肩代わりするその対価として竜の尾から生まれた剣を、チエナミが回収してくることを提案します。

その剣は、剣豪と呼ばれた試斬人「八雲蒼緋(やくもそうひ)」の手元にあり、奪い返すのは極めて困難。

イサギは、了承する代わりに今後の旅費一式と借金の帳消しを要求。

マヒナはOKを出す。

そして八雲蒼緋を呼び出すことに成功しますが、その剣の化け物級の破壊力に驚愕します。

倒すどころか、傷つけることすらできなかったイサギたちは一時退散。

十文字屋に戻った、イサギはチエナミを休ませ、途中、出会った蒼緋の娘とともに再度戦いに挑む。

2巻の公式トレーラーに、ストーリーの面白さが凝縮されています。

週間少年サンデーTVより

2巻感想

竜送りのイサギ2巻感想ネタバレ
イメージ画像 shirotana.com

竜送りのイサギ、第2巻は、舞台が港町に移り、個人的にも新鮮な気持ちで読めました。

島の外を知らなさすぎるイサギの反応もなかなか面白いんです。

神の剣

2巻の鍵は、「竜の尾から生まれ出た剣」。

地上に存在しない物質で作られていて、しかも一振りで地面が割れるような、神の剣。

その神の剣を振るう八雲蒼緋が圧倒的な存在すぎてビックリしました。

太刀筋で、いきなり、地面が割れるって、剣豪なんてレベルじゃないです。

今後は、蒼緋をどう倒すかが、大きな見せ場になっていくんでしょうね。

2巻で対峙している様子を見る限り、とても倒せそうに思えないんですが、イサギがどう攻略するのか楽しみです。

竜の強さは、更にその上でしょうから、まず第1回目の試練てところですね。

はやく、八雲蒼緋とのリベンジマッチがみたいです。

女性キャラ

個人的には、2巻にしてようやく女性キャラが登場したのは、やっぱりうれしいポイント。

大商会の幹部、十文字マヒナと「刀の鞘」と名乗る八雲ツバキ。

好みでいうとマヒナなんですが、イサギとの年齢も離れすぎている?はずなのでヒロインというわけではなさそう。

八雲ツバキが活躍してヒロインとなるのか、それとも他に現れるのか、正直まだ不明ですね。

とはいえ、男2人ではじまった旅、読者的にもヒロイン欲しいです!

軽めのギャグがいい味出してる

どうしてもストーリーは重厚だし、イサギの首切りという職業も相まって、暗くなりがちな話の流れなんですが、合間でギャグも入るので、楽しく読めます。

このコメディ部分がなければ、読みながら闇に沈みそうです。

シリアスとコメディの場面が交互に来ることで、暗くなりすぎず、「竜送りのイサギ」を楽しみながら読める重要なポイントです。

考察

竜送りのイサギの世界を考察
イメージ画像 shirotana.com

竜の尾から生まれた剣

2巻で一番のミステリーといえば、「竜の尾から生まれた剣」

タツナミが斬った艮皇(ごんこう)の尾から取り出した剣を打ち直した刀。

竜の尾から取り出したってどういうことなんでしょうか?

竜の体内に、希少な金属が含まれている可能性もあるし、竜の尾に誰かの剣が刺さっていた可能性もあります。

ただ、竜の名前がヒントになっている可能性もあるんです。

艮皇の名前の意味は「北東の赤き剣の神」、つまり剣の化身てことじゃないかと勝手に思ってます。

まずは、これを手に入れないことには、今後、イサギたちは竜を倒せない気がしてます。

早く、イサギが竜の剣を振るうところが見てみたいですね。

竜を斬る理由

これは第1巻の考察でも取り上げましたが、まだなんの手がかりもありません。

唯一わかっているのは、師匠タツナミは「100年以内に全ての竜が落ちる」と主張して、艮皇を討伐したということ。

だれがそんなことを言っているのか、どこの文献に記されているのか、まずは竜を討ったその場所が何かしらの手がかりになりそうです。

しかし、神と崇められる竜を斬ったことで、須佐家は多くの敵を作ってしまいました。

イサギとチエナミは、今後も命を狙われるのが確定ですよね。

まとめ

今回は、竜送りのイサギ、第2巻のあらすじ解説と考察を記事にしてみました。

謎も多く、敵も強大、今後の展開がますます楽しみな漫画です。

マヒナさんも、ツバキちゃんも最高でした。

なにより、今後の竜との出会いで、イサギとチエナミがどのように成長していくのか、めちゃくちゃ楽しみです。

この記事を読んで「竜送りのイサギ」が気になった方は、ぜひ購読してください。

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