こんにちは、管理人のこまる(@komaru_manga)です。
前回、『雷雷雷(ライライライ)』第1巻の解説とパクリ疑惑についても考察してみましたが、今回は第2巻を詳しく解説・考察していきます。
一応、おさらいです。
- 『雷雷雷(ライライライ)』は、ヨシアキ先生によるSFアクションコメディー漫画で、マンガワンおよび裏サンデーで連載。
- コミックは第4巻まで発売。
- 完結はまだしておらず、現在も連載中の作品。
2巻はスミレの能力が覚醒する展開で、さらに面白くなってきました!
早速、第2巻あらすじ解説と考察やっています。
1巻の感想、考察はこちらからどうぞ。

登場人物

市ヶ谷スミレ
- 主人公。ドジっ子タイプ。民間軍事会社「ライデン社」に所属する戦闘員。
- 突然UFOに攫われ、身体を改造されて右腕が宇宙害獣のものになってしまった。
- 宇宙害獣「ダスキン」の声が頭の中で響き、身体の主導権を巡る攻防が日常。
狭山ハヅキ
- 雷伍特務部隊 副隊長。
- 近接武器 雷刃(ライジン)を使いこなす。
- 一見クールで冷静な印象を与えるが、実際はかなり情熱的で、仲間思いの性格。
- スミレや他のメンバーと肩を並べるほどの優秀な戦闘員。特に戦闘時の判断力や冷静な行動が特徴。
ダスキン
- スミレの右腕に宿る宇宙害獣。
- 元々は地球を脅かす存在だったが、スミレの体内に封じ込められた形に。
- スミレの身体を乗っ取ろうと企むが、スミレの鋼の精神力に押されがち。
石動デンスケ
- 雷電重工業株式会社 代表取締役社長
- 野心が強く、豪快な性格。
- スミレを社員として迎い入れた張本人。
神保ハルヒコ
- 雷伍特務部隊 隊長。
- 無類のマージャン好きで、スミレの出勤初日からメンバーに誘おうとした。
- 人情が厚く、入隊したスミレのことも気に掛ける。
歌川キヨハル
- 雷伍特務部隊 隊員。
- ダスキンの監視役。
- 冷徹な見た目をしており、ダスキンすら、てなずけている。
- スミレの能力を引き出す特命を受けている。
朝霧ソウスケ
- 雷伍特務部隊 隊員。
- パワー型のコンバットスーツを着用。
- 近接刺突武器「ブラスト・スピア」を使いこなす。強力だが射程は短い。
雁木マリコ
- Red Rock(レッドロック)社 代表取締役社長。年齢25歳。
- 雷電重工業とライバル的存在の会社を運営。
- スミレを手中に収めようと画策している。
読むまで内容は絶対知りたくない!という方はブラウザバック推奨です。

第2巻あらすじ

害獣の力を手に入れたスミレが、ライデン社に入社するところからはじまります。
強力な力を持つスミレは、社員寮にハヅキと同室。つまり監視付きの軟禁状態。
会社では、早速スミレの戦闘訓練がスタートするも、上手く変身することができず悪戦苦闘。
ハヅキはスミレに仕事内容を教えるため、汚染地区との境界線を管理するターミナルを訪れる。
そこで、奇妙な動きをする害獣の調査に出向くことに。
遭遇した害獣は、意外に強力で苦戦するハヅキとソウスケ。
ピンチに変身したスミレが割って入り、破壊砲/デストロイキャノンで一撃で倒す。
話は移り、スミレたちは汚染地区へ遠征に出かける。
裏の目的は、スミレの覚醒。果たして…
第2巻解説
冒頭部分、害虫駆除サービス「サオトメバスターズ」社長に無断欠勤からのいきなり退職願で起こられるシーン。
机を叩いて、かなりパワハラ気味に怒られ、スミレちゃん可哀想、とか思いましたが、まあ当たり前ですよね。
そんな社員、イヤですよ。
ただ、スミレちゃんが去る間際、背中越しに社長が「元気でな」と声をかけてくれたのはグッと来ましたね。良い社長だ。
ライデン社の寮生活は、ハヅキとの同棲生活となったことで、会話が一気に増えて、やり取りが面白い。
スミレに毒舌を浴びせながらも気遣うハヅキは、バイクツーリングに連れて行くことにしたんだけど、めちゃくちゃカッコいいバイク大破。笑いました。
次の話で、戦闘に入るんですが、結構「俺TUEEE」系ってくらい、スミレちゃん最強です。
ビビったり、上手く変身できなかったりとポンコツ系でもあるんですが、面白い設定です。
後半、汚染地区に戦闘に行くんですが、変身を使いこなせたら3倍の給料を貰えるくだりの、ページがめちゃくちゃ笑いました。こういうのいいです。
1巻とは違い、キャラクターの性格、ダスキンの心の変化など深堀りポイントが増えてさらに面白くなってきました。
続きが気になる方は、第3巻の考察、解説もしています。

まとめ

ここまでマンガワン、裏サンデー連載中の漫画「雷雷雷」第2巻について、解説、考察してきました。
やはり気になるのは、スミレがいつ害獣の力を使いこなせるようになるのか、というところ。
このままポンコツでも面白いんですが、早く成長してほしいです。
第3巻が待ち遠しいです。
この記事を読んで、「雷雷雷」が気になった方は、ぜひ購読してみてください。

また、作者のヨシアキ先生は、他に「殺し屋は今日もBBAを殺せない。」全5巻と蝕人孤蟲」全2巻を執筆されています。
先生の作風に興味があれば、面白い作品なのでぜひ読んでみてください。
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