機動戦士ガンダム『ラストホライズン』1-2巻あらすじ解説!感想と考察も!

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【漫画】機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想と考察

今回紹介するのは機動戦士ガンダム『ラストホライズン』です。

著者は寺田ケンイチ、シナリオは吉野弘幸、原案は矢立肇・富野由悠季という超豪華スタッフです。

グランドジャンプにて2022年の5月号から連載が開始、コミックは現在第4巻まで発売されていて、まだ完結はしておりません。

舞台は1年戦争真っ只中、連邦側のいち小隊のお話。

個人的にガンダム好きなので、めちゃくちゃ面白いです!

グランドジャンプ掲載の漫画ということで、色んな意味で大人向け作品に仕上がっています。

早速あらすじ、登場人物など紹介していきます。

著:吉野弘幸, 著:寺田ケンイチ, 著:矢立肇, 著:富野由悠季
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『ラストホライズン』作者紹介

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
画像はイメージです

寺田ケンイチ
寺田先生は、ラストホライズン以外では調べられなかったので、連載は初めてなのかもしれません。

吉野弘幸
吉野弘幸先生は、かなりのアニメに携わってきた脚本家。機動戦士ガンダムSEED、DESTINY、コードギアス、ストライク・ザ・ブラッドなど、数々のビッグタイトルを仕上げています。

矢立肇(やだてはじめ)
矢立肇は、バンナムのアニメーション作品企画部の共同ネームで、個人名ではありません。

富野由悠季(とみのよしゆき)
富野先生は説明するまでもなく、日本初のアニメ鉄腕アトム制作に携わり、機動戦士ガンダムの生みの親です。

これだけそろって、面白くないはずはないですね。

ここから先は、登場人物、あらすじ解説の都合上、多少のネタバレを含みます。
読むまで内容は絶対知りたくない!という方はブラウザバック推奨です。

『ラストホライズン』登場人物

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
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ラストホライズンのキャラを紹介していきます。

レオ・バルナーク中佐
本作主人公。31歳、中佐であり、小隊の隊長。民間時代は、商社に勤務。そのため交渉事は得意。レビル将軍の姪と結婚して娘が一人。妻はいまのところ不明。運動は苦手。パイロット適性も診断では”D”とかなり低い。

ズゥ・グランディ少佐
陸戦型ジムのパイロット。最初の作戦時から主人公レオを信頼している。よき相談相手。

フェルド・ロー少尉
陸戦型ジムのパイロット。身分を隠して登場したレオのやり方を気に入っていない。

クレイ大尉
61式戦車の操縦士。色黒で渋めのキャラ。作戦には従順。

ナナオ大尉
61式戦車の砲手担当。物語はナナオのストーリーテラーではじまります。砲撃手としての腕もいい。

バートラム中佐
連邦軍マッカラン基地の副司令。新しく着任したレオをライバル視している。

エリザベート女史(エリザベス・クラウ)
マッカラン基地の医務官。美貌の持ち主。レオを気に入っている。

レミア・ララン少尉
コードネーム”RUST”の女性パイロット。ジオン軍兵士。軍事アカデミー第一期生でトップの成績で卒業。

『ラストホライズン』のあらすじ

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
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第1巻

宇宙世紀0079。ガルマ・ザビが死んだ直後から、はじまります。

地上は未だジオンの脅威が続き、前線は膠着(こうちゃく)状態。

北米にあるマッカラン基地の小隊が、不時着した新任の小隊隊長と補給物資の捜索をはじめます。

そこで現地民から聞いたのは不時着した突入艇の位置とザクの情報。

ナナオ達による新隊長奪還作戦がはじまります。

第1巻は、必ず読んでおいたほうがいいです!
途中、物語の中核となる、とても重要なシーンを挟みます。

第2巻

レオは捕虜となった元ジオン兵からある重要機密を聞き出す。

レオの小隊は鉄道基地の防衛任務にあたることに。

そこへジオン兵団が押し寄せてきます。レオたちも救援に向かいますが、そこに現れたのはまさかのモビルスーツ。味方の長距離砲撃支援で難を逃れます。

一度鉄道基地に戻ったレオは強敵を倒す作戦を練り上げます。勝算は五分五分。

そうして、ついに鉄道基地のエリカ・バッツ大尉との共闘作戦がはじまります。

今回は2巻までです!次回最新刊まで解説したいと思います。

ラストホライズン3巻、4巻のあらすじ解説、感想はこちらからどうぞ。

ラストホライズンの感想

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
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モビルスーツのモデリングなどは、よりディティールが細かく現代的になっていますが、泥臭い戦争の匂いのするザ・ガンダムという感じの作品です。

ファーストガンダムが好きな方には、間違いなく刺さるのではないでしょうか。

主人公レオについて

主人公のレオは商社あがりで、戦闘だけでなく交渉術などの心理戦も多く、かなり大人要素満載です。

対象読者がビジネスマンということもあるんでしょうね。

この漫画の面白いところでもあるんですが、主人公は全く戦闘しないんですよ(今のところ)

例えていえば、ブライト・ノア的な立ち位置です。

ただし、最前線での指揮や交渉が舞台となるので緊張感があり、読者を引き込む描写がうまいなと思いました。

戦闘シーン

この漫画は、レオの交渉や戦略パートが主軸とはいえ、戦闘シーンもそれに負けない第2のメインパートといえます。

つまりサブキャラたちが、主人公級に輝きます。

読者は、読み進めているうちに、それぞれに思い入れのあるキャラクターが、つまり推しのサブキャラが出てくるんじゃないかなと思ってます。

まだ巻が浅いので、今後もっと隊員ひとりひとりを深く掘り下げてくれる話が出てくるとうれしいですね。

モビルスーツ

ガンダム作品の楽しみといえば、ストーリー展開だけじゃなく、やっぱりモビルスーツ。

おなじみの機体が多数登場するので、ガンダム好き読者ならかなりうれしいはず。

ザクII、グフ、ドム、陸戦型ジム、ガンタンクなどなど様々なモビルスーツが登場するだけでなく、各機体の特性を利用した攻撃方法など、細かい設定が興味深いです。

私がうれしかったのは、陸戦型ジムが主役級に活躍してくれるところ。

やっぱりガンダムとは違うから、すぐ壊れるし、めちゃくちゃ弱いんですよね(笑)

だからこそ、メンテナンスのシーンとかが光ってくるんですよ。

感想まとめ

本作「ラストホライズン」は兵器による戦闘モノですが、戦略や人間ドラマが主軸になっていて、ストーリーに引き込まれる作品。

一年戦争を知らなくても楽しめますが、知っていれば、より深い考察ができます。

今後、どこかでホワイトベースとすれ違うシーンとか出てくると、涙流して喜ぶかもしれません。

登場する女性たちが魅力的なのも、この作品のいいところです。

とりあえずエリザベート女史が最高でした。

『ラストホライズン』で登場する機体

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
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ガンダム好きなら、どんなモビルスーツが登場するのか、気になる方も多いはず。

現在登場している機体をまとめてみました。

ジオン軍

MS-06J ザクII J型
いわゆるザク。宇宙用F型の装備を削ぎ落とし、陸戦用に改良した一番メジャーなモデル。

MS-07 グフ
ザクII J型の改良機体で、ムチのような武器ヒートロッドと左手指に機関砲が内蔵されている。

MS-09 ドム
地上において輸送機なしでも拠点移動できることを目的に開発された機体。
飛行はできないが、地上を高速でホバー移動できる。

ラスト
秘密…

地球連邦軍

RGM-79G 陸戦型ジム
陸戦型ガンダムの生産ラインを流用して作られたモビルスーツ。
多くのパーツが陸戦型ガンダムと共有して作られているため、一般的に認知されているRGM-79ジムよりも高性能。

RX-44(0) ガンタンク
下半身にキャタピラを装備した対モビルスーツ用重戦車。
ファーストガンダムではプロトタイプとして扱われているが、本作品では3機登場する。
違いは、本体下部にライトを2つ搭載しているところ。

M61 61式戦車5型
地球連邦軍の主力戦車。5型は主砲が155mmとなり、ザクの装甲も貫くことができる。

個人的には、宇宙編に突入して、新たな宇宙用モビルスーツと、艦隊指揮官としてのレオも見てみたいです。

関連作品

一年戦争がわからない方は、ファーストガンダムを見てみるのもおすすめです。

古い作品ですが、誰もが知ってるアムロやシャアの活躍が楽しめます。

また別作品ですが、人気マンガ「ダンダダン」では、ガンダム作品のセリフが多くオマージュされてます。

併せて読んでみるとさらに作品が面白くなると思います。

ガンダムとの関係性も紹介しているダンダダンの解説記事はこちらです。

『ラストホライズン』まとめ

機動戦士ガンダム『ラストホライズン』のあらすじ感想
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ガンダム好きな方なら、読んで損のない作品。

主人公レオのビジネスマン的発想も斬新で面白いです。

この記事を読んで、機動戦士ガンダム ラストホライズンが気になったら、ぜひ購読してみてください。

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